退職
スタッフが辞めるって
誰が悪いのでしょうか？
上司？部下？同僚？本人？
人間関係、方向性の違い、向き不向き
等一言で片付けるならば
そんな言葉が出てきますかね。
しかし、会社が悪いにせよ、個人が悪いにせよ、
辞めずに済んだ方法ってなかったのかなと思います。
通常の美容室では家族よりも長い時間を
スタッフと共にします。
その成長の場に選んでいただいたのに
辞めてしまうって悲しくないですか。。。
もちろんそもそものミスマッチもあるかもしれません。
しかし、ネット社会、
事前にでも沢山の情報を得ることができますよね。
直に見に行くこともできます。
本当に行きたいお店かどうか？
特徴や想いはどういったとこか？
知ることが出来ます。
面接ではお互いに少しでも知ろうとします。
そうこうして双方が選んでのスタートです。
親も子も選んで産まれることができないですが
就職は選べるんです。
家族よりも時間を共にする仲間を。
ならば、やはり
辞めずに済んだ方法ってなかったのかなと思います。
どんなにできの悪い子でも、見放せませんし、
合った仕事を提供したり、
周りでフォローしたり、
それが出来なかったのも私の力不足です。
スタッフみんなに輝ける場所を提供するのも
社長としての使命です。
たとえどんな子であろうとも、一度一緒に働くことになった以上
責任はあります。
仕組みとして
多分どんなにがんばっても１０のことを５しか出来ない子もいれば
１２出来る子もいますよね。
それであっても同じように皆が力を出せる仕組み。
誰しもが損をしたと感じない仕組み。
美容室だけでなく様々な企業でも言われていることですが
それに近いものを作らないといけないなと
改めて感じました。
その上で、性格にも応じた対応が出来ればいいのでしょうが
ゆっくりと作り上げていくしかありませんね。。。
お金で解決できる為には売上、利益率、原価率
様々なところを理解してもらわないといけないでしょうし
根性ややる気で解決ってのも、時代的には難しいですよね。
福利厚生も今後様々な取り組みが増えてくるでしょうが
それがあるからってのも多分難しいかと思います。
全てないよりはあった方がいいのですが
全てを立派にも出来にくいですし、
そもそも会社の存続が出来る中で行わなくてはなりません。
どれだけ還元できるかも経営手腕かもしれませんね。
ましてアシスタントや見習いとして売り上げを作れていない子の対応。
ここも今を取るか、将来を見据えるか、
悩むところですね。
離職後
万一、それでも退職することになっても、
辞めた後も続いていく関係でいれるために
お互いが嫌いにならずに辞めていく
そんな辞め方も必要かもしれませんね。
なんか恋愛模様になってきましたが(^^;
会社と個人の恋愛なのかもしれませんね。
山口 貴史
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