技術は見て覚えろ
とか
技術は盗むもの
とか
皆さん言われたことないですか?
私がアシスタントの頃もしきりに飛び交ってました。
そんなとき
そんなこと言っても教えてくれたっていいじゃん!とか
どこを見て覚えろって~のとか
思ってましたけど
もちろん当時からひねくれてますからね(笑)
ただ正直、今はそういう時代でもないのかとは思います。
教わることに慣れてしまっている
1から10まで手取り足取りとまではいかないにせよ
時代は変わってます。
当時のままではいけないとは思いますので
教える(伝える)ための仕組みを作ることは大切だと思います。
しかし、小さなお店がそう簡単に作れるのなら苦労はしないですよね。
どうしても先輩や上司が練習を見てレッスンしてってなると思います。
ですが、早く成長させるためには、それよりも重要なのがあると思います。
カリキュラムやレッスンはもちろん大事。
その上で
どこまで落とし込めるかだと思います。
これは個人差ありますし、出来る、出来ないあるのかもしれませんが
たとえ床掃きしかできなくても
見ることは出来ますよね。
ただ単に箒を持って立っているのでは与えられたのをこなしているだけですよね。
そうじゃないんです。
スタイルを見る。手さばきを見る。流れを見る等々。
いつの日にか意識しないといけないことです。
早いうちから慣れておいた方がいいと思います。
そして、本当に見ようと思ったら
目つき変わりますよね。
動き変わりますよね。
待つこと止めますよね。
多分昔から言われていることって
技術を盗むってことよりも
そこに臨む心意気を言っていたのではないでしょうか?
たとえ出来なくても、分からなくても
必死になっていれば、それに技術が合わさった時、
違った結果に結びつくと思います。
まずは目の前にいる先輩の
一挙手一投足
すごいとかスムーズ、きれいな仕事とか大変そう、私に出来るかなとか
余計な感情抜きに
やれると思って見てみてくださいな。
技術ももちろん大切でしょうが
こういった心の在り方ってのは
誰も得しないですし、なかなか伝えてくれないと思いますが
ちょっとした違いが出来ますよ♪
そう思ってサンテ美容室では
技術よりもまず心を説いてます。
くどかったらすいませんですが。。。
山口 貴史
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